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元気の出るおいしい食材

「柿が赤くなると医者が青くなる」とまでことわざにいう、体にいい柿。
学術名に「KAKI」が使われるくらい日本独自の果物。
いまが旬の真っ盛り!

甘柿はビタミンCの宝庫

甘柿100g中のビタミンCは70mg。
これは果物はもちろん、野菜を含めてトップクラス。Cが豊富な温州みかん(35mg)、いちご(62mg)、ほうれん草(35mg)と比べても上位。大人の推奨量は100mgですから、大1個(100〜120g)食べればほぼクリアできることに。「柿を食うとカゼを引かない」ということわざは、ビタミンC の効果ゆえでしょう。

甘柿・渋柿と品種

どの品種の柿も幼果期にはタンニンのせいで渋く、それが熟するにしたがって品種により渋みが消え甘くなります。その代表的な品種が「富有(ふゆう)」(岐阜県原産)、ついで「次郎」(静岡県原産)、「御所(ごしょ)」(奈良県原産)。地方によっては「水島」、「西村早生」「伊豆」といった品種も出回ります。
成熟しても渋い柿は皮をむいて干し柿にされるか、アルコールなどで人為的にタンニンを除去して甘柿として出荷されます。「西条」(広島県原産)、「平核無(山形県、新潟県原産)」、「会津身不知(あいづみしらず)」(福島県原産)などの品種があります。
甘柿・渋柿と品種
柿の甘味の基準になるゴマ。
正しくは褐斑(かっぱん)といいます。

干し柿はビタミンAが特筆もの

干し柿はビタミンCがほとんど失われていますが、かわりにAがぐんと増え、渋抜きがきの約5倍にもなります。また、柿は体内の塩分を調節するカリウムも豊富ですが、甘柿で170mgが干し柿になると670mgと約4倍になります。食事で塩分を摂りすぎたときは、食後の果物は柿がおすすめ。

柿の葉茶

昔から高血圧の民間薬として愛用されてきました。ポリフェノールの一種、タンニンを多く含み、LDL(悪玉)コレステロールを排出する作用があり、血圧降下作用が期待されます。柿の葉にはビタミンCの前駆体であるプロビタミンC(熱に強い)が100g中1000mgと大量に含まれ、血管を丈夫にする作用があることも高血圧や動脈硬化に効くとされている。

<家庭での作り方>
(1)初夏の頃の若葉を摘み、よく水洗いしてから蒸し器で2〜3分蒸す。
(2)うちわなどであおいで冷ましてから、こまかくきざむ。
(3)両手できつくしぼってアクを抜く。
(4)陰干しして乾燥させる。

【かき収穫量ベスト10(全国285.400t)】

和歌山 62.200t 新 潟 15.000t
奈 良 28.300t 愛 知 14.400t
福 岡 25.600t 愛 媛 11.800t
岐 阜 18.900t 山 形 10.400t
福 島 15.200t 長 野 10.000t
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