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元気の出るおいしい食材

サンマ

秋の味覚・サンマは脂が乗っておいしく、しかも栄養の宝庫

サンマ
サンマの炭火焼き

9月は旬の真っ盛り

サンマは日本から北アメリカまでの沿岸よりの海域に分布する回遊魚。寿命は2年で、30〜40センチに成長します。三陸海域から薩摩海域までの海域で秋から冬に産卵され、幼魚になると春の水温の上昇にともない千島列島沿岸やオホーツク海まで北上します。成長したサンマは8月中旬から10月に産卵場所まで南下します。この時期に捕獲されるサンマはプランクトンを大量に食べて脂が乗るため、9月はまさに旬の真っ盛りです。 サンマの選び方

太平洋北西部のサンマの分布

太平洋北西部のサンマの分布
※水産庁「平成17年度魚種別系群別資源評価」より

サンマ漁獲量の推移(単位:1000t)

サンマ漁獲量の推移(単位:1000t)
※農林水産省「平成19年漁業・養殖業生産統計」より作成

漁獲量1位は北海道、2位は宮城県

漁獲量トップは例年、北海道で、平成19年度は約16万トン。2位は宮城県で同約4万トン。次いで年により岩手県、福島県、千葉県などの太平洋側が前後して続きますが、富山県、長崎県がトップ10に入ります。

EPA・DHA、タウリンが抜群

旬のサンマのおいしさは何といっても、脂の乗り!しかも体重の20%以上は不飽和脂肪酸のEPAとDHAを占めます。
EPA、DHAは血液をサラサラにし、善玉コレステロールを増やし、脳の老化を予防する優れた機能性成分です。サンマはアミノ酸の一種・タウリンも豊富で、疲労回復や高血圧予防、コレステロール抑制などの働きがあります。ほか、ビタミン類、カルシウム、鉄分も多く含まれています。

国内漁獲量はサバ、イワシに次いで3位

サンマはここ数年20万トン以上で安定して獲れ、1昨年は約24.5万トン、昨年は約29.9万トン。サンマの1kg当たりの卸売り価格は、平成10〜11年は200円前後だったのが、平成18〜19年は70円前後、原油高が続く今年の価格が気になるところです。
※現在、魚は捕れるだけ捕ることはしていません。平成8年に制定された「海洋生物資源の保存及び管理に関する法律」に基づき、水産資源の適切な保存・管理を行うために、漁種ごとに年間の漁獲量を定めた「TAC制度」があります。現在、サンマを含めた7種がその対象になっています。

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