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健康づくり通信

今月のおもしろ健康情報

食事からのマグネシウム摂取量と虚血性心疾患発症との関連
http://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/press_release_20170908.html

マグネシウムの多い食品は心筋梗塞リスクを減らす
魚や野菜、果物、大豆などを積極的に摂る食生活を
食事からのマグネシウム摂取量と循環器疾患発症との関係

※ハザード比の調整変数は、年齢、地域、喫煙、飲酒歴、BMI、糖尿病の既往、高血圧治療および脂質異常症治療の有無、習慣的な運動、魚・野菜・果物の摂取、食事エネルギーで行った
*食事からのマグネシウム摂取量がいちばん少ない群(Q1:下位20%の群)と比較




魚や野菜、大豆製品などマグネシウムを多く含む食品を摂ることが心筋梗塞などの虚血性心疾患リスクを下げるとの調査結果を、国立がん研究センターと国立循環器病研究センターの共同研究チームが発表しました。

同調査は、岩手から沖縄まで全国9保健所管内に住む45〜75歳の男女約8万5000人を15年間追跡したもの。それぞれの食事から推計したマグネシウム摂取量に応じてQ1からQ5のグループに分類し、最も摂取量の少ないグループを基準に循環器疾患(脳卒中および虚血性心疾患)の発症率を比較しています。

その結果、マグネシウムの摂取量が増えるほど虚血性心疾患の発症リスクが低下する傾向が見てとれました。さらに、ナトリウムなど他のミネラルの影響を除いて分析してみると、男性では最も多くマグネシウムを摂るグループは最も少ない群に比べリスクが34%減少していました。

ちなみに、厚生労働省が推奨する成人の1日あたりマグネシウム摂取量は270〜340r。一方、平均摂取量は252rにとどまっています。慢性的なマグネシウム不足は、だるさや食欲低下、骨粗鬆症などにもつながるそう。ストレスや過度の飲酒もマグネシウム不足を招くといいますから、ご用心。

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