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今月の健康特集

グッスリ眠るためのヒント

今月の健康情報グッスリ眠るためになんだか眠った気がしない…いつも寝足りないような気がする…こんな睡眠に関する悩みを持つ人が年々増えています。ストレス時代といわれる現代は、また不眠の時代ともいえそうです。ぐっすり眠るためには、どんなことに気をつければいいのでしょうか?

どんどん短くなる睡眠時間

 日本人の睡眠時間は、この数十年間でずいぶん短くなっています。NHKが行った調査によると、1960年には、平日の全世代の平均睡眠時間8時間13分でした。ところが1995年になると約40分も減少して7時間32分になっています。これはイギリスと比べると約60分、アメリカと比べると約40分も短く、日本は世界の中でもきわだって睡眠時間が少ないのです。さらに2000年の調査では、日本人の平均睡眠時間は7時間23分に減少しています。この年から調査方法が変わっていますから単純比較はできませんが、それでも、"不眠化" に歯止めがかかっていないのは事実のようです。

睡眠には積極的な意味がある

 睡眠は、長らく、昼間に疲れた身体を休めるものと考えられてきました。しかし研究が進むにつれ、体だけではなく脳を休ませたり、記憶を整理する上でも重要な働きをしてい ることがわかってきました。「レム睡眠」「ノンレム睡眠」という言葉は耳にしがことがあると思います。このうち 「レム睡眠」とは、眠っているのに眼球が動いている状態のことで、このとき体はぐったりとしていても、脳は活発に活動しています。最近ではこのレム睡眠のときに「昼間に受け取った情報を整理し、記憶を定着させている」という興味深い仮説も出されています。

リズムが大切

 睡眠は、ノンレム睡眠からレム睡眠へと約60分間隔でリズムを刻んでいますが、実は、 これ以外にもほぼ1日周期のリズムに支配されています。この1日のリズムは脳内の生体時計でコントロールされています。ところがこの生体時計は24時間より長く、そのためだんだんズレが生じてきます。このズレを調整するのが、光なのです。そのほか定期的な食事などの社会的習慣もズレを調整します。 たとえば朝、太陽の光を浴びると生体時計の遅れが調整されます。ところが、夜遅くまで光を浴びていると、生体時計の周期は長くなり、時間のズレがより大きくなってしまいます。

いい睡眠をとるためのポイント

 質のいい睡眠をとるためのポイントをまとめてみました。


1. 夜早く電気を消し、遅くまでく光を浴びない
2. 朝目覚めたらカーテンを開け、太陽の光を浴びる
3. 休日も遅くまで寝ず、生活のリズムを守る
4. 夕食後のカフェインを控える
5. 睡眠薬代わりの寝酒をしない

最後に、なかなか寝つけない、朝起きるのが早すぎる、昼間眠くてしかたがない、などの睡眠の悩みは、「心や身体のの病気」のサインであることもあります。睡眠の悩みが長引くときには、かかりつけの医者に相談することをおすすめします。

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