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今月の健康特集

あなたの腸は大丈夫? 腸の健康…その1

近年、腸のトラブルを訴える人が増えているそうです。
食生活の乱れやストレスの増加などさまざまな変化が腸を直撃しています。デリケートでストレスにも弱い腸の健康を考えてみましょう。

腸の働きは

 食べることは人間が生きていく上で欠かせないことです。食べたものを消化し、栄養素を吸収、そして残ったものを便として排出する役割を担っているのが、腸です。腸は、胃に続く十二指腸から肛門までの細長い器官で、長さは約7〜9メートル。大きく小腸と大腸に分けられます。長さが約5〜7メートルもある小腸は、胃から送られてきた食物を2〜4時間かけて消化し、栄養素の約90%を吸収します。小腸から続く大腸は、長さ約1.5メートル。太さは小腸の約2倍あり、24〜48時間かけて水分を吸収します。

腸の働きは

腸はとってもデリケート

 ちょっと冷えたりするととたんにお腹をこわしたり、プレッシャーを感じたときにお腹を下したりしたことはありませんか?腸はとってもデリケートで、温度変化やストレスなどによってトラブルを起こしやすいのです。トラブルのサインとしては、便秘、下痢、腹痛などがあります。

こんなにある腸のトラブルの原因

 腸の調子が悪くなると、下痢や便秘などの便通異常が起こりますが、便通異常にもさまざまなタイプがあります。腸の異常を大きく分けると、腸自体は正常なのに機能に問題が起きたタイプと、腸に病気があって異常が起こるタイプに分けられます。さらに前者では、一過性のものと慢性のものがあります。

■一過性の便通異常
新生活をスタートさせたとき、出張や旅行などで知らない土地に行ったときなど、環境が変わったときに起こる便通異常、また仕事が忙しくて生活が不規則になったとき、遊びすぎて睡眠不足に陥ったときに起こる便通異常などが、一過性の便通異常です。原因は環境の変化や生活リズムの乱れからくるストレスなので、ほかに体のだるさや発熱などの症状がない場合は、生活を見直すことで改善します。またダイエットで水分が不足したときも便秘などの便通以上をきたしやすいもの。これも一過性の便通以上のひとつです。

■慢性の便通異常
○弛緩性便秘
運動不足や加齢などで大腸の動きが悪くなると、便をスムーズに排出することが難しくなってきます。便秘を訴える人の多くはこのタイプ。お腹が張った感じがするだけでなく、肩こりや頭痛、手足の冷えなどの症状をともなうことも少なくありません。

○亘腸性便秘
トイレに行きたいのに行けない。そんな状況が何度も繰り返され、便意を我慢しているうち、便意を感じなくなってしまい、起こる便秘です。長い間腸に留まった便は水分を失って固くなり、さらに出にくい状態に。このタイプでは、便意がなくとも毎朝トイレに行く習慣をつけることが大切です。

○過敏性腸症候群
腸は自律神経の指令を受けて動きますが、ストレスの多い現代では、自律神経の乱れから腸の機能に異常があらわれることがあります。ストレスのために腸が麻痺を起こすために便通異常が現れ、便秘をするタイプ、下痢をするタイプ、便秘と下痢を繰り返すタイプなど、症状には個人差があります。

○病気による便通異常
単なる下痢や便秘ではなく、大きな病気が原因で起こる便通異常もあります。大腸がんなどでは腸管を狭めるために便秘を併発しますし、細菌性腸炎や潰瘍性大腸炎、クローン病などでは激しい下痢を引き起こします。食生活や生活リズムを改善しても症状が収まらず、発熱や激しい腹痛、だるさなどの症状がともなう場合は、医師の診断を受けて下さい。

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