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健康づくり通信

今月のおもしろ健康情報

所得が低い人ほど高い肥満率・喫煙率
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000020qbb.html

所得により生活習慣に差がある

厚生労働省が2010年に実施した国民健康・栄養調査によると、所得が比較的低い人ほど喫煙率が高く、女性では肥満の割合が高いことがわかりました。国が所得水準と生活水準との関連について調査したのは初めてのことです。

調査対象にした約3200世帯の所得を「600万以上」「200万〜600万円未満」「200万円未満」に分け、年齢、世帯員数を調整したうえで、世帯の所得が600万円以上の世帯員を基準として、200万円未満、200万円以上〜600万円未満の世帯員の生活習慣(体型、運動、たばこ、飲酒、睡眠)の状況を比較しています。

その結果、肥満者の割合は、男性では差が見られず、女性では200万円未満と200〜600万円未満の世帯が高いという結果が出ました。

習慣的に喫煙している人の割合は、男性では200万円未満の世帯で高く、女性では200万円未満と200〜600万円未満の世帯で高いという結果が出ています。ただ成人の喫煙率は男性32.2%(前年比6ポイント減)、女性8.4%(同2.5ポイント減)で男女とも1986年の調査開始以来、過去最低を記録しています。

そのほか、習慣的な朝食欠食者の割合は、男性では200万円未満と200〜600万円未満の世帯で高く、女性では200万円未満の世帯で高いという結果に。食生活では、所得が低いほど朝食をとらない割合が高く、1日当たりの野菜の摂取量も少ない傾向が見られました。

運動習慣のない人の割合は、男性では200万円未満の世帯で高く、女性では200万円未満と200〜600万円未満の世帯で高いという結果が出ています。

厚生労働省は、所得により生活習慣に差があることについて、「検診や医療、健康づくりに関する情報へのアクセスといった点で影響が出ている可能性がある。次の国民健康づくり運動プランで健康格差の縮小に向けた対策を進める」としています。

表1 所得と生活習慣等に関する状況(20歳以上)
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